不動産オーナーの役割は、入居者募集や家賃回収だけではありません。建物を安全に維持し、入居者が支障なく暮らせる状態を保つことも大切です。民法では、賃貸人は入居者の責任によって必要になった場合を除き、物件の使用に必要な修繕を行う義務を負うとされています。
そのため、給湯器や給排水設備の故障、雨漏り、共用部分の不具合などには、適切な対応が必要です。また、賃料の設定、大規模修繕の判断、保険や税金、収支計画など、物件経営に関する最終的な意思決定はオーナーが行います。
ただし、すべての作業をオーナー自身が行う必要はありません。オーナーは経営判断と重要な承認を担当し、現場の作業は専門業者へ任せるという役割分担が現実的です。



